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「​​​ス​​​タ​​​ッ​​​フ​​​レ​​​ポ​​​ー​​​ト​​​」​​​16​:大谷​​​大​​​学​​​​「国際交流科目(短期海外研修プログラム)のご紹介」

■大谷大学の「国際交流科目(短期海外研修プログラム)について

 こんにちは。教まちや事務局です。大学コンソーシアム京都加盟校の職員の方にレポートをしていただく「スタッフレポート」の大谷大学編です。

 今回は、大谷大学の中島晶子さんに「国際交流科目(短期海外研修プログラム)」について、ご紹介いただきます。

 各大学には様々な海外研修プログラムがありますが、今回ご紹介いただく大谷大学の海外研修プログラムは、どのようなものなのでしょうか。

それでは、中島さん、よろしくお願いします。

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 大
谷大学教育研究支援課の中島晶子と申します。大学コンソーシアム京都の事務局からお声掛けいただき、今回は本学の国際交流科目(短期海外研修プログラム)についてご紹介したいと思います。

 
「国際交流科目」は本学で開講される事前授業と夏期休暇や春期休暇を利用して海外で行う研修から成るプログラムで、「短期語学研修」と「短期文化研修」の2種類に分けられます。「短期語学研修」は台湾、中国、韓国、カナダ等で34週間、現地の大学教員による語学の授業を受講し、主に語学力アップをめざします。「短期文化研修」はインド、中国、ヨーロッパ地域等の国々を訪れ、その国の文化や宗教、歴史に様々な角度から直接ふれることにより異文化理解を深めることを目的としています。2019年度夏期休暇には、「インド仏教遺跡研修」と「淡江大学短期中国語研修」の2つの研修が実施されました。

■「インド仏教遺跡研修」について

ショバ准教授:

学生たちはインドで仏教に出あいました。」


 そう話してくださったのは、インド仏教遺跡研修の引率者の一人であるダシュ ショバ ラニ准教授です。この研修はその名のとおり仏教遺跡を巡る旅。お釈迦様が生まれた地ネパールのルンビニー、悟りの地ブッダガヤ、初転法輪の地サールナート、涅槃の地クシナガラなど、一般的なツアー旅行では行くことのできない地を約2週間かけて巡ります。そして、仏教遺跡以外には、タージマハルやヒンドゥー教寺院であるラクシュミーナラヤン寺院を訪れたり、ガンジス川でボートの上から日の出を見るなど、インドで培われた文化にふれ、そこに生きる人のことを考える機会を持つことができます。仏教を学ぶ方にとっても異文化を肌で感じたい人にも、とてもいい機会となっています。


ショバ准教授:

研修中、ガンジス川のほとりにある火葬場を訪れました。日本では目にすることのない生々しい光景に接し、学生たちは『死』というものを強く意識し、今生きている『命』を大切にする気持ちを新たにすることができました。インドの人々が『死』や『命』をありのままに受け止める姿にも感じるものがあったようです。この姿勢は仏教の考え方にも通ずるものがありますね。












ショバ准教授:

仏教の思想は、古来インドの人々が育んできた価値観や宗教観、信仰心の中に生まれました。それは現在も脈々と息づいていて、学校で学んだことがなく文字を読めない人も、『輪廻転生』という言葉を日常の中で口にします。仏典や書物を読んで学ぶことは日本でもできますが、そのようなインドの価値観や宗教観、信仰心に実際にふれ、仏教が生まれた土壌を知ることは、現地に赴かなければできないとても貴重な学びです。仏教遺跡を訪れた際に、自然と手を合わせている学生の姿を見て、今彼らは仏教に出あったのだと感じました。


 そしてこの研修は、仏教の学びにとどまらず学生それぞれの選考や関心についての視野を広げる機会にもなったようです。


ショバ准教授:

「インドでは道に牛やヤギが歩いている光景も日常です。動物とともに生きる姿勢も学生たちの目に新鮮に映ったようで、『動物愛護の精神にあふれた環境ですね』と言っていました。でも実はインド出身の私にとってそれはごく自然な光景で…学生の言葉に、私の方が違いに気づかされました。また、社会学を学ぶ学生は、物乞いの子供たちに出あい貧困問題に関心を持ったようでした。」





 このプログラムは、大学コンソーシアム京都の単位互換制度を利用すれば、大谷大学の学生でなくても受講することができます(隔年開講)。今回は本学の学生のみの研修団でしたが、他大学からの受講者や社会人の受講者もおられる年もあります。世代や大学の枠を超えた交流もとてもいい刺激になっています。


■「淡江大学短期中国語研修」について

 もう一つの研修は淡江大学短期中国語研修です。学生たちは約3週間、台湾にある協定校で中国語学習のプログラムに臨みました。今年度は台風や地震など想定外の状況に見舞われましたが、それぞれにしっかり学んで帰国しました。そして、この研修が思わぬ効果をもたらしました。夏期休暇が終わると北京の協定校への長期留学希望者が続々と私のもとに相談に訪れたのです。

 日本ではいずれも「中国語」と同じ名称で呼ばれますが、台湾の言語と大陸(中国本土)の言語を比較すると、用いる文字も発音も語彙も異なります。留学希望者に聞くと、台湾の大学で中国語を学びその違いにふれたことで、大陸で使用される中国語への関心が高まったということでした。これは私見ですが、ひょっとしたら北京での短期中国語研修以上に、長期留学への意欲を掻き立てる機会になったのではないでしょうか。違いを知るということは、それほどに世界を広げることにつながるのだなと改めて感じました。

■おわりに

 海外で日本と異なる文化を体験し、そこで生活している人々の多様な考え方にふれることは、ただ訪れた先のことを知ることができるだけでなく、自らの文化との違いに気づき、再認識することにつながります。語学力がアップするのはもちろん、おかれた環境の中で自ら考え行動する力が鍛えられます。学生にはなるべくたくさんの違いにふれる経験をして、世界を広げてもらいたいです。国際交流担当として、留学制度や学内で外国人留学生と接する機会を一層充実させ、学生をサポートしていきたいと思います。


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 以上、大谷大学の「国際交流科目(短期海外研修プログラム)についてご紹介いただきました。中島さん、ありがとうございました。

 今後も、「スタッフレポート」をお送りする予定です。

どうぞ楽しみにお待ちください。

 

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