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「加盟校レポート」10 大谷大学短期大学部 幼教フェスティバル2015:大谷大学 短期大学部 太田智子先生

■学びや実践、先輩、後輩、世代を超え融合したアクティブ・ラーニング

こんにちは。教まちや事務局です。

大学コンソーシアム京都でFD企画研究委員会の委員を担当されている先生方にご担当いただく「加盟校レポート」シリーズの第10弾です。


今回は、大谷大学短期大学部 幼児教育保育科 教授 太田智子先生に毎年12月に開催されている幼児教育保育科主催のフェスティバル(以下、幼教フェスティバル)についてご紹介をいただきます。


「大谷大学短期大学部では、『人間力の向上』と『専門知識とスキルの修得』をめざした学びを実践しています。幼児教育保育科では『子どもが育つ上で何が必要なのか』を考える機会を数多く用意しています。実践的な学びから子どもを育てる心を養うための学びまで、幅広いカリキュラムで『保育のこころ』を育てます。1年次での学びとして、2年次に控えた実習の準備と、保育の基礎を習得し、2年次の学びとして実習と卒業研究、そして『幼教フェスティバル』に向けての準備などから学びを広げます。」(大谷大学Webサイトより一部編集して掲載)

学生が幼児教育についての実践的な学びから、子どもを育てる心を養うための2年間の集大成の1つとして「幼教フェスティバル」は位置づけられているようです。

それでは太田先生、宜しくお願いいたします。

■今年で30回目を迎えます

こんにちは、大谷大学短期大学部の太田です。

本学の「幼教フェスティバル」は、学生たちの学びの成果の一端を発表させていただく機会として今年で第30回を迎えました。年により内容はさまざまですが、身体・音楽・造形による表現として、劇・ダンス・楽器演奏・合唱など、企画から制作、発表までを学生たちが主体的に取り組み、学生たちにとっては、これまでの大学生活(学業、実習、仲間との交流・・・)を通して体験してきたあらゆることの集大成ともいうべき活動です。近隣の子どもたちや地域の方々、また、お世話になっている実習園(京都市内を中心に)などをお招きし、子どもたちとのふれあいや観客の皆様からの励ましの言葉が学生への良い刺激となっております。


幼教フェスティバルは、2年生が中心となって9月の終わり頃から準備に取り掛かりますが、この時期は最後の実習(1年生2月の保育実習に始まり、2年生10月の教育実習までの計5回を経験します)、卒業研究の作成、就職活動など、タイトなスケジュールの中での準備になります。しかし、4月から社会人として現場で働く学生たちにとって、準備の大切さを実感し、クラスやゼミで意見交流しながら大いに悩み考えた経験が、卒業後の大きな力になると信じています。

■先輩から後輩へ受け継がれるもの

準備は、クラスやゼミ単位で行われます。

1年生は展示物(会場ロビーの装飾、子どもの遊具など)の作成を行い、2年生は演目を企画し動かしていく役目を担います。1年生は先輩と一緒に活動することで、翌年の自分たちの役目・役割等を理解していきます。2年生はクラス演目の練習と並行して、ゼミ演目(2年生の各ゼミに1年生も分かれて入ります)の練習を行いますが、自分たちが昨年、先輩から教えてもらったことをもとに、よりよく改善しながら後輩に教える姿が見られます。また、OBOGからもアドバイスが入ったりすることもあり、世代を超えた繋がりが生まれているようです。

■幼教フェスティバル2015「彩~この瞬間 全力で輝け~」

フェスティバル委員会(各ゼミから学生2名ずつ+担当教員)が中心となり、企画・運営を行っていますが、幼教フェスティバルのテーマもここで決定していきます(各ゼミから案をだしてもらい委員会で決定します)。

今年は「彩~この瞬間 全力で輝け~」となりました。

「人には良いところや悪いところを含め素敵な個性があると感じました。一人ひとりの個性は同じものはなく、異なっているからこそ、互いに自分にはない考えを吸収することができました。このそれぞれの個性(彩)を活かし、幼教フェスティバルで全力で輝こうという思いを込めました。」と、プログラムパンフレットにフェスティバル委員一同の言葉として掲載されていますが、委員会を中心に、学生たちにフェスティバルへの思いが浸透し、皆が一つの目標に向かって前進していけることを願って活動しています。


それでは、20151220日に大谷大学講堂にて開催された「幼教フェスティバル2015」の様子を写真で紹介したいと思います。


当日は、学生たちは朝早くから、準備、受付と皆大忙しです。そして、会場には子どもたちやそのご父兄、また、後輩たちを見守るOBOGが詰めかけていました。

 


大谷大学「幼教フェスティバル2015」プログラム

<午前の部> 10:3011:45

●開会の言葉

●「ののさま」のうた

●オープニング


舞台発表

①おもちゃの世界(太田ゼミ)

②○○からのプレゼント(西村ゼミ)

③「わら」から始まる物語(下道ゼミ)

④ばななバナナBanana(矢野ゼミ)


<午後の部> 13:0016:00

舞台発表

⑤ありがとう~ここに芽生えた友情~(2Aクラス)

This is たまてばこ—パッカ~ん!—(小川ゼミ)

⑦\降臨/アキレスケンタウルス(大城ゼミ)

⑧オズの魔法使い~Connection with the person~(2Bクラス)

⑨冬の街に流れる音色~18人の天使たち~(岡村ゼミ)

⑩トミオンと愉快ななかまたち(冨岡ゼミ)

⑪マジックショーだよ!全員集合inパラレルワールド(藤本ゼミ)

⑫徳ゼミ青果店にようこそ(徳岡ゼミ)


●エンディング

●閉会の言葉 




■最後に

太田先生ありがとうございました。

幼教フェスティバルに参加して、子どもたちをはじめとした参加者はもちろん、何より学生たちが楽しそうにしているのが印象的でした。先生、先輩、後輩の世代を超え、それまでの学習や、実習をはじめとした実践を掛け合わせ、主体的に本番に向かって準備を進めていく、これは短期大学士課程をマクロで見たアクティブ・ラーニングだと思いました。大谷大学短期大学部幼児教育保育科の『保育のこころ』はこのようにして育まれることを知りました。


太田先生との取材を終えて、正門を出る際に「知進守退」の石碑が目に入りました。大谷大学のホームページには、次のように紹介されています。「大学の正門北側には、曇鸞大師『浄土論註』より採られた『知進守退』と刻まれた石碑があります。 1901年、東京・巣鴨に開学して以来、この石碑は、時代を超えて『進むを知りて退くを守る』と、本学に往き交う人々に対してそれぞれの響きで常に語りかけています。」

学生たちはこの幼教フェスティバルを通じて、「知進守退」を肌身で学びとったのだと感じた教まちや事務局スタッフでした。



※「知進守退」については「加盟校レポート1 建学の理念を学ぶテキスト:大谷大学 藤田義孝先生」の回でも紹介しています。


 

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