【立命館大学】石牟礼道子と能 -新作能「沖宮」の世界
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イベント概要
【講師】
鎌田東二氏(京都大学名誉教授)
金剛龍謹氏(能楽金剛流若宗家)
佐藤岳晶氏(京都女子大学准教授)
志村昌司氏(新作能「沖宮」プロデューサー)【講義概要】
「苦海浄土」(くがいじょうど)の作者として知られる石牟礼道子(いしむれ・みちこ)は、その晩年、創作の場を「小説」から「能」に移します。------「沖宮」(おきのみや)は、「不知火」(しらぬい)と並ぶ最晩年の作品群の一つで、「戦に散った天草四郎と生き残った幼い少女 そして、人々の死と再生」がテーマ。石牟礼作品の代表作のひとつとなりました。今回は、今年6月の能舞台「沖宮-OKINOMIYA」でシテをつとめた金剛龍謹氏(能楽金剛流若宗家)、世阿弥研究などで知られる鎌田東二氏(京都大学名誉教授)、パリ国立高等音楽院で作曲理論を学び三味線なども演奏する音楽家・研究者、佐藤岳晶氏(京都女子大学准教授)が、石牟礼道子が強く惹かれ、そして生み出そうとした「現代の能」について語り合います。
また、金剛龍謹氏による「仕舞『沖宮』」もご覧いただきます。【プログラム】
①「新作能『沖宮』公演を振り返って」(志村昌司氏)
②鼎談「新作能『沖宮』の世界の広がり」
パネリスト:鎌田東二氏(京都大学名誉教授)、金剛龍謹氏(能楽金剛流若宗家)、佐藤岳晶氏(京都女子大学准教授)
モデレーター:志村昌司氏(新作能「沖宮」プロデューサー)
③仕舞『沖宮』(金剛龍謹氏)文化・芸術活動も息苦しくなってしまった現代、石牟礼道子が「能」「沖宮」に託した思い、そして「現代の能」の魅力と可能性について語り合います。
*「能」をご覧になられたことがない方、古典芸能は難しいと感じられている方にも、安心してご参加いただけるよう、わかりやすい解説を交えながらお話しします。
*「沖宮-OKINOMIYA」は、2021年6月、京都「金剛能楽堂」にて開演。能衣装を染織家・志村ふくみ氏(人間国宝)、洋子氏が監修、能楽界を牽引する若き能楽師、金剛流若宗家・金剛龍謹(こんごう・たつのり)と宝生流宗家・宝生和英(ほうしょう・かずふさ)が共演しました。
公演内容詳細・アーカイブ(一部)は、以下のサイトからご覧いただくことができます。
https://okinomiya.jp/全席指定です。お申込み順に会場前列から座席指定を致します。
会場申込をされた皆様は、後日オンデマンド配信もご視聴いただけます(配信期間:12月16日~31日)。【開講日時】2021年12月12日(日) 14:00~16:00
【開催場所】立命館大学大阪いばらきキャンパス
立命館いばらきフューチャープラザ グランドホール
【定 員】350名
【申込締切】2021年12月5日(日)23時59分
【 受 講 料 】 1,500円 ※お申込み後のキャンセル・払い戻しは、お受けできません。<主催>新作能「沖宮」実行委員会
<協力>学校法人立命館 -
開催日2021 / 12 / 12 / 日
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イベントWebサイト
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会場立命館大学大阪いばらきキャンパス 立命館いばらきフューチャープラザ グランドホール
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参加対象どなたでもお申込みいただけます。
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主催新作能「沖宮」実行委員会