【京都文教大学】公開シンポジウム「鶴見和子と石牟礼道子」-水俣から近代を問い続ける理論と詩学-
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イベント概要
【開催趣旨】
鶴見和子の社会学理論「内発的発展論」も石牟礼道子の「苦海浄土」をはじめとする数々の文学作品も、原点は水俣にある。お二人は色川大吉を団長とする不知火海総合調査団で出会い、晩年にいたるまで親しく交わった。理論の人と情念の人と対極的に語られるが、ともに「聞き書き」による当事者の語りを沈潜し、それを自らの言葉に「産みなおす」ことで、人間と自然の共生を破壊する近代化と決別する世界を模索し続けた。シンポジウムでは、鶴見和子と石牟礼道子の側にあってお二人の言葉を次世代の若者として受けとめた、実川悠太、水野良美、鶴見太郎のお三方からお話を伺い、わたしたちが鶴見和子と石牟礼道子の「水俣」からなにを学びなにを継承するのか、議論し考えたい。(杉本星子)【実施日時】2022年1月8日(土)15:00~17:00
【実施場所】キャンパスプラザ京都 第4講義室
【テ ー マ】「石牟礼道子と鶴見和子」
-水俣から近代を問い続ける理論と詩学-
【パネリスト】実川悠太氏(水俣フォーラム理事長)
水野良美氏(京都市京セラ美術館事業企画推進室)
鶴見太郎氏(早稲田大学文学学術院教授) -
開催日2022 / 1 / 8 / 土
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イベントWebサイト
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会場キャンパスプラザ京都 第4講義室
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参加対象となたでもご参加いただけます。
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主催京都文教大学ともいき研究推進センター
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備考科学研究費助成事業による研究課題「鶴見和子の内発的発展論を『受苦と共生の社会運動論』として現代に再考する実践的研究」(代表者:総合社会学部教授・杉本星子)