トップページ イベント情報 【京都大学】人文科学研究所・人文研アカデミー シンポジウム「抑圧されたものの痕跡を求めて/辿って──記憶の存在論と歴史の地平II」

【京都大学】人文科学研究所・人文研アカデミー シンポジウム「抑圧されたものの痕跡を求めて/辿って──記憶の存在論と歴史の地平II」

2020 / 12 / 5 / 土
オンライン
  • イベント概要

    記憶とは現在における過去の表象であり、出来事の実在性には関与しない──記憶論にはびこるこの現在主義に対して、記憶の側から異議が申し立てられている。記憶には記憶固有の力と動きがあり、主体に成り代わって過去を証言することもありうる、と。「記憶の存在論」ともいうべき課題が、ここにはある。昨今、この課題はもっぱら「トラウマ記憶」として主題化されてきた。
    本シンポジウムでは、過去の──しばしば不可視の、それゆえそれを探し出すことから始めねばならない──痕跡として記憶を捉え、「抑圧された者/物たち」の記憶から歴史を切り拓くことの困難と可能性を、哲学、社会学、歴史学、精神分析学の立場から考察していきたい。

    【発表者】直野章子氏(人文研)
         柿木伸之氏(広島市立大学)
    【討論者】冨山一郎氏(同志社大学)
         立木康介氏(人文研)
    【日 時】2020年12月5日 14:00~16:30
    【場 所】ZoomによるWebiner形式 ※要登録
    【共 催】科学研究費基盤研究C「集合的記憶論とトラウマ記憶論の接合可能性の探求 (研究代表者:直野章子)

  • 開催日
    2020 / 12 / 5 / 土
  • イベントWebサイト
  • 会場
    オンライン(Zoomウェビナー)
  • 参加対象
    どなたでも
  • 主催
    京都大学人文科学研究所
  • 添付資料
pagetopTOP