イベント概要
こころの未来研究センターでは、公益財団法人上廣倫理財団のご支援により、上廣倫理財団寄付研究部門を開設しています。
本研究部門では、公共政策、医療福祉、臨床心理学、伝統智、哲学など多様な専門領域の研究者が多種多様なアプローチで「こころと倫理」に関わる学術研究を行っています。
今年度の研究報告会では研究者による研究報告と共に「仏教から考えるコロナ時代の生き方」をテーマに討議を行います。
2020年、新型コロナウイルス感染症が世界中に拡大し、わが国にも大きな混乱をもたらしました。感染を避けるためにソーシャルディスタンスが推奨され、オンライン化が進み、社会システムが大きく変わりつつあります。ウィズコロナ、さらにはポストコロナの時代をどう生きていくべきか、様々な分野の専門家が知恵を出し合っていく必要があります。
本報告会では、インド古典文献や仏教文献の記述に着目しつつ、コロナ時代の生き方について学際的な議論を、オンライン形式で行います。
【開催日】12月6日(日)
【時 間】14時30分~17時30分
【開催地】オンライン開催
【定 員】100名(事前申込制・先着順)
【参加費】無料
【詳 細】
14時30分~14時35分 センター長挨拶
河合俊雄氏(京都大学こころの未来研究センター長・教授)
14時35分~14時40分 来賓挨拶
14時40分~15時00分 上廣倫理財団寄付研究部門の取組紹介および 研究報告(1)
広井良典氏(京都大学こころの未来研究センター 副センター長・教授
[上廣倫理財団寄付研究部門兼任])
15時00分~15時15分 研究報告(2)
清家 理氏(京都大学こころの未来研究センター 特定講師
[上廣倫理財団寄付研究部門])
15時15分~15時30分 研究報告(3)
畑中千紘氏(京都大学こころの未来研究センター 特定講師
[上廣倫理財団寄付研究部門])
15時30分~15時40分 休憩
15時40分~16時35分 パネルディスカッション
・イントロダクション「仏教にみるコロナ時代の生き方」
熊谷誠慈氏(京都大学こころの未来研究センター 准教授
[上廣倫理財団寄付研究部門])
・話題提供
1.「時代の転換期:インドの循環的宇宙論を中心に」
手嶋英貴氏(京都文教大学総合社会学部 教授)
2.「疫病とブッダーインド仏教における防護聖典と呪文効能定型句」
菊谷竜太氏(京都大学白眉センター 特定准教授)
16時35分~16時45分 休憩
16時45分~17時25分 全体討論
指定討論者:広井良典氏
指定討論者:亀山隆彦氏(京都大学こころの未来研究センター 研究員)
モデレーター:熊谷誠慈氏
17時25分~17時30分 閉会
【申込締切日】12月3日(木)17時00分