トップページ イベント情報 【立命館大学】土曜講座「言葉が現実を作る―平林たい子『殴る』」

【立命館大学】土曜講座「言葉が現実を作る―平林たい子『殴る』」

2022 / 2 / 26 / 土
オンライン
  • 教育
  • 社会貢献
  • イベント概要

    <2月のテーマ>
    「フィクションがつくる現実:小説を『書く』とは」
     企画:国際言語文化研究所

    【第3352回】「言葉が現実を作る―平林たい子『殴る』」
     戸塚 学 氏(武蔵大学人文学部 准教授) 

    【概要】
     小説を読む時、ストーリー、つまり物語の内容を読むことだけが、〈読む〉ということではありません。言葉の意味するところだけでなく、言葉の形にも注目して読んでみると、時に新たな発見があります。この講座では、プロレタリア文学から出発した女性作家平林たい子の「殴る」という一風変わった題名を持つ小説に焦点を当てます。実はこの小説は、プロレタリア文学でありながら、対立陣営の新感覚派の横光利一から高く評価された作品です。この高評価には、実は小説の言葉の形、つまり文体が深く関わっています。形に注目した時、小説の言葉というものが、いかにして小説世界の現実を作り出すかが見えてくるのです。 

    【開催日】2022年2月26日(土)
    【時 間】13:00~14:30
    【会 場】ZOOMウェビナーによるオンライン講義
    【参加費】無料・事前申込制(定員400名)
    【申込締切】2月24日(木) 17:00

  • 開催日
    2022 / 2 / 26 / 土
  • イベントWebサイト
  • 会場
    オンライン(Zoomウェビナー)
  • 参加対象
    どなたでもお申込みいただけます。
  • 主催
    立命館大学衣笠総合研究機構
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