【立命館大学】土曜講座「西園寺文庫の『御会集』」
- 教育
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イベント概要
<3月のテーマ>
「和漢の書香―立命館大学所蔵和漢貴重本の紹介― 」
企画:白川静記念東洋文字文化研究所【第3353回】「西園寺文庫の『御会集』」
川崎 佐知子 氏(立命館大学文学部 教授)【概要】
立命館大学図書館西園寺文庫は、西園寺家から寄贈された図書類を基盤とする蔵書群です。そのなかには、江戸時代の天皇や上皇が主催した和歌御会の記録「御会集」がまとまった数存在し、コレクションの特色をなしています。「禁中並公家諸法度」により政治への関与を抑止された朝廷では、学問としての和歌が盛んでした。正月の御会始、七夕、重陽などの年中行事的な御会においては、定められた題を廷臣が詠み、懐紙に清書しました。稽古のために毎月決まった日に執り行われる月次御会では、予め触れられた題を詠む兼日や、当日に題を探って詠む当座などがおこなわれました。これらが、「いつ(日時)」「誰が(主催)」「何のために(目的)」「どのようにして(役者・参加者・歌題・和歌)」実施されたのかを記すのが「御会集」です。個々の作者が自筆で書いた詠草(草稿)や懐紙、短冊などに比べれば、資料としての希少性には乏しいかもしれません。しかし、「勅撰和歌集」が編纂されなくなって久しいこのころ、「御会集」は堂上歌人の和歌活動の体系的把握にきっと役立つことでしょう。かつての清華、西園寺家のおもかげをここにみることができるかもしれません。【開催日】2022年3月5日(土)
【時 間】13:00~14:30
【会 場】ZOOMによるオンライン講義
【参加費】無料・事前申込制(定員400名)
【申込締切】3月3日(木) 17:00開催日
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開催日2022 / 3 / 5 / 土
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoomウェビナー)
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参加対象どなたでもお申込みいただけます。
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主催立命館大学衣笠総合研究機構