【同志社大学】第1回法学部講演会「 Covid-19: A Human Security Analysis」
- 教育
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イベント概要「人間の安全保障」とは、国家に対する軍事的な攻撃を主な脅威とする伝統的な安全保障観とは異なり、個人や共同体の生存や生活に対する様々な脅威から人々を守ることを重視する考え方です。近年のナショナリズムの高まりや米中対峙を背景に、伝統的な安全保障のとらえ方がふたたび主流になりつつあるなかで、人間の安全保障はかつての輝きを失いつつありました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、人間の安全保障にもとづく政策決定や学術分析の必要性が再認識されています。 この講義では、(1)伝統的安全保障パラダイムでは、我々がいま直面している公衆衛生の危機や経済停滞に対する有効な解決策を打ち出せないこと、(2)新型コロナウイルスの影響が、ジェンダーや社会経済グループ、民族間で異なって現れており、その背景に、不平等や矛盾を包摂した安全保障観が多くの国で根付いていることを明らかにします。そのうえで、新型コロナウィルスを契機として、各国の安全保障への向き合い方が根本的に変わる可能性を議論します。
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開催日2020 / 12 / 16 / 水
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoom)
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参加対象どなたでもご参加いただけます
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主催同志社大学法学部