トップページ イベント情報 【立命館大学】食総合研究センター・食マネジメント学会共催シンポジウム「世界から琵琶湖へ、琵琶湖から世界へ〜淡水魚をめぐる食文化および ビジネスの発展と創造」

【立命館大学】食総合研究センター・食マネジメント学会共催シンポジウム「世界から琵琶湖へ、琵琶湖から世界へ〜淡水魚をめぐる食文化および ビジネスの発展と創造」

2022 / 3 / 2 / 水
オンライン
  • イベント概要

    現代日本では、淡水魚食は限定的な郷土料理となっており、海水魚食がめざましい発展を遂げているのに比べて、淡水魚の位置づけは不当に低いと言ってもよい。琵琶湖の漁業の未来をひらくためには、淡水魚食に対する消費者の意識に改革をおこす必要がある。

    世界に目をむければ、淡水魚食の盛んな国々は珍しくない。中国ではごく近年になるまで魚といえば淡水魚であり、今でも淡水魚にたいする嗜好性は高い。インドネシアは世界に冠たる海洋国家であるが、魚介類に対する家計支出金額の約三割を淡水魚が占めている。東南アジアの魚醬やなれずしの文化はこれまでにもしばしば紹介されているが、実はそれだけでなく、スパイスやハーブを活かした鮮魚の煮物や揚げ物や蒸し物など、現代日本の若者の食嗜好にも合う食べ方が豊富に存在する。また、これらの地域から日本への移住者も数多く、エスニック・フード・ビジネスにおける淡水魚の潜在的需要も高い。

    本シンポジウムでは、水産資源を守り育て、伝統を継承しながらも、次の世代に湖魚食を継承し発展させていくために必要なことについて考える。湖魚をめぐる漁業・食品加工業・外食産業で活躍する方々を招き、新規参入・新商品開発・ICT利用や新規販路の開拓といった挑戦事例を紹介するとともに、淡水魚食の伝統をもつ諸外国の食文化の要素を取り入れた淡水魚のおいしい食べ方を提案して、郷土料理の発展を目指す。

    【日時】
     2022年3月2日(水) 10:15-15:00(受付開始10:00)

    【会場】
     オンライン(Zoomウェビナー)

    【定員】
     500名(事前登録制)

    【参加費】
     無料

    <共催>立命館大学食総合研究センター、立命館大学食マネジメント学会
    <後援>立命館大学社会システム研究所 研究所重点研究プログラム

  • 開催日
    2022 / 3 / 2 / 水
  • イベントWebサイト
  • 会場
    オンライン(Zoomウェビナー)
  • 参加対象
    どなたでもお申込みいただけます。
  • 主催
    立命館大学食総合研究センター、立命館大学食マネジメント学会
  • 添付資料
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