【同志社大学】国際シンポジウム「文化遺産の持続的発展ー観光とまちづくりの結びつきから」
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イベント概要
文化遺産をより持続的に将来に継承していくためには、動態活用(例えば歴史的な建造物を店舗等に転用すること)にも取り組み、観光やまちづくりに活かしていくことが重要になっています。文化遺産の本質的価値の重要性に加えて、文化が経済的価値の創造、まちづくり、地域活性化にも貢献できることへの認識が今日では高まっており、近年の文化政策もこうした動きを加速化させようとしています。
しかし、地方自治体の現場では行政内での文化財関係と商工や観光担当、さらには行政の外にある旅行事業者、地域住民など多様なステークホルダーとの対話はこれまで少なく、戸惑いが起きているようです。活動に必要な資金をどのように調達するか、どういったスキームが受け皿となるべきか、そして活動から生まれる利益を文化に再投資していくにはどうしたらよいか、今日の文化遺産の継承に突き付けられた課題を本シンポジウムでは考えていきます。後半のパネルでは、文化遺産を活用した観光まちづくりの事例報告、文化観光者の特性に関する調査報告なども含め、専門家たちがそれぞれの立場から議論を展開します。本シンポジウムは、学術関係者のみならず、広く地方自治体や文化遺産の保存と活用の現場に携わる実務者たちに向けて企画されています。ぜひお気軽にご参加下さい。
・プログラム
16:00-16:05
主催者開会挨拶
16:05-16:30
基調講演
グイド・フェリーリ氏
(IULM大学(ミラノ)准教授、同大学文化産業と複雑系研究所長)
「イタリアにおける文化遺産の活用:発展と今後の課題」
(日本語字幕付き)
16:30-16:35 休憩
16:35-17:55 パネルディスカッション
八木匡氏(同志社大学教授、文化経済学)
村中元氏(一般社団法人キタ・マネジメント事務局次長)
矢ケ崎紀子氏(東京女子大学教授、文化観光)
土屋正臣氏(城西大学准教授、文化財・博物館学)
河島伸子氏(モデレーター、同志社大学教授、文化政策学・開催日:2022年3月29日(火)16:00~18:00
・費用:無料
・参加申込:要申込
締切:2022年3月28日(月)
下記URLよりお申込み下さい
URL:https://forms.gle/YX47YQmkQiz4oGzn7・お問い合わせ先
同志社大学 創造経済研究センター事務局
TEL:075- 251- 3728
FAX:075- 251- 3727
E-mail: rc-csce@mail.doshisha.ac.jp(センター事務局代表) -
開催日2022 / 3 / 29 / 火
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoomウェビナー)
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参加対象どなたでもご参加いただけます
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主催同志社大学 JSPS課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業JPJS001 19217881