京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。

4月19日の本セミナーでは、九州大学大学院システム情報科学研究院の島田 敬士教授及び教育データ分析コンテストの受賞者に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。

【開催日】
　2022年4月19日（火）16時45分〜18時45分

【会場】
　Zoomによるオンライン開催

【参加費】
　無料

【参加申込】
　以下のフォームから事前にお申し込みください。【申込期限：4月19日（火）正午】
　https://forms.gle/GpzXBVE9CaqMLdPP7

【プログラム】
◆16時45分～17時05分
講演者：緒方　広明 氏（京都大学学術情報メディアセンター　教授）
講演題目：デジタル教材配信システム BookRoll と教育データ分析コンテストの概要について
講演概要：本講演では、デジタル教材配信システム BookRoll の概要とログデータについて説明し、2021年及びこれまでに実施した教育データ分析コンテストの概要について報告する。特に、収集したデータから仮想学習1万人のデジタル教材のアクセス履歴と最終成績を用いて機械学習を行い、成績を予測するという、コンペティションについて報告する。

◆17時05分～17時25分
講演者：島田　敬士 氏（九州大学大学院システム情報科学研究院　教授）
講演題目：教育データ分析コンテストと開発ツール Open LA について
講演概要：教育データ分析コンテストで扱ったデータセットの詳しい紹介や、プログラム開発を効率化するための基本処理関数群 OpenLA の使い方の紹介、さらには Google Colaboratory の環境で OpenLA を用いた分析プログラムの開発の流れについて紹介する。

◆17時25分～17時45分
講演者：堀越　泉 氏（京都大学学情報メディアセンター　助教）
講演題目：授業における教育データ分析コンテストへの参加について
講演概要：本講演では、データサイエンスの授業において、教育データ分析コンテストに参加をした経験から、その場合、どのような課題があり、どのように解決したかについて説明する。

◆17時45分～18時05分
講演者：山下　優樹 氏（東京大学）
講演題目：教育データ分析コンテスト・成績予測部門（１位）の手法について
講演概要：本講演では、教育データ分析コンテストの成績予測部門において、第１位を受賞した際、提出したプログラムの内容について説明する。

◆18時05分～18時25分
講演者：川嶋　宏彰 氏（兵庫県立大学大学院情報科学研究科　教授）
講演題目：教育データ分析コンテスト・エビデンス発見部門（優秀賞）の手法について
講演概要：本講演では、教育データ分析コンテストのエビデンス発見部門において、優秀賞を受賞した際、提出したプログラムの内容について説明する。

◆18時25分～18時45分
全発表者参加による全体討論講