【京都大学】学術情報メディアセンターセミナー「高齢社会を支えるバイオメカニクス技術」
- 研究
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イベント概要
京都大学学術情報メディアセンターでは、各分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究開発活動の内容や現在抱えている課題についてご紹介いただき、参加者を含めて広く議論を行う機会として、月例セミナーを開催しています。
5月17日の本セミナーでは、九州大学の安琪氏、大阪大学の槇原靖氏に講演いただきます。学内外を問わず多数の方のご参加をお待ちしています。
【開催日時】
2022年5月17日(火)16:45~18:45【会場】
ハイブリッド開催(予定)(現地会場およびオンライン)
※新型コロナウイルスの感染状況により、オンライン開催のみに変更となる場合がありますので、ご了承ください。
<会場>
京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室<オンライン>
Zoomを使用します。【参加費】
無料【申込方法】
以下のフォームから事前にお申し込みください。【申込期限:5月10日(火)】
https://forms.gle/mLL7718t8Q8yZUiU8【プログラム】
◆16時45分~17時45分 【※オンライン講演】
講演者:安 琪氏(九州大学大学院システム情報科学研究院 准教授)
講演題目:ヒトの身体運動における筋制御のメカニズム理解に向けて
講演概要:ヒトは身体の関節自由度よりも多い冗長な筋を制御し、環境に合わせて適応的に運動を実現する。これに対して発表者は、筋シナジーと呼ばれる複数筋の協同発揮に着目した運動メカニズムのモデル化と理解を進めてきた。本発表では健常若年者がどのように運動を実現し、また加齢や脳損傷によって運動がどのように阻害されるか紹介し、さらにそれを診断して、リハビリテーションによって改善するための手法について議論する。◆17時45分~18時45分 【※オンライン講演】
講演者:槇原 靖氏(大阪大学高等共創研究院 教授)
講演題目:歩行映像解析とその医療・健康分野への応用
講演概要:「歩行」は日常生活において人が最も頻繁に行う運動の一つであり、その人の属性や内部状態が現れる行動的生体情報の一つとして注目を集めている。本講演では、歩行をカメラで外部から計測して得られる歩行映像を解析することで、その人の属性や内部状態を推定する技術を紹介する。具体的には、科学捜査などに利用可能な個人認証に加えて、高齢社会を支える医療・健康分野への応用事例として、水頭症の診断支援、認知機能の推定、肉体疲労度の推定、体組成の推定などを紹介する。 -
開催日2022 / 5 / 17 / 火
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イベントWebサイト
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会場京都大学 学術情報メディアセンター南館 2階 202マルチメディア講義室/オンライン(Zoom)
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参加対象どなたでもお申込みいただけます。
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主催京都大学 学術情報メディアセンター