トップページ イベント情報 【同志社大学】エネルギー変換研究センター 2022年度 技術セミナー 先進パワートレイン工学講座

【同志社大学】エネルギー変換研究センター 2022年度 技術セミナー 先進パワートレイン工学講座

2022 / 5 / 7 / 土
京都
  • 社会貢献
  • 研究
  • その他
  • イベント概要

    パワートレイン/エンジン燃焼分野では、2014年4月から「自動車用内燃機関技術研究組合 (AICE)」が発足し主にディーゼル機関の排気系の高度研究が開始され、2014年9月からは政府の総合科学技術会議-戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)において「革新的燃焼技術」が始まりガソリン機関、ディーゼル機関双方で熱効率50%の高い必達目標が達成されました。またSIP内ではエンジン内噴霧燃焼過程のモデル開発とシミュレーションコード開発が注力され、日の丸コード「HINOCA」が陽の目をみました。さらに2019年からエンジン内噴霧燃焼挙動と排気後処理系の解析研究がAICE内で統合的に進められています。
    このような背景のもとこれまで一連の先進エンジン工学講座セミナーを開催してきております。また2020年からの我が国のカーボン・ニュートラル宣言とグリーン成長線戦略の推進、世界的な電動化車両への急展開が志向されていますが、これからも各種電動化車両と協調するパワートレイン/エンジンの高効率化と低エミッション化は未だに最優先の研究課題であります。
    今回はこの分野で最先端の研究を進められている岡山大学学術研究院-動力熱工学研究室の河原伸幸教授、小橋好充准教授による、下記の2つの特別講演を頂きます。関係者各位に多数ご参加いただきたく、ここにご案内申し上げます。

    ・講演内容
     河原 伸幸 教授 (岡山大学学術研究院自然科学学域動力熱工学研究室)
     「ガソリン直噴エンジンにおける燃料噴霧の壁面衝突・液膜形成過程」

     【講演概要】
      ガソリン直噴エンジンでは、液体燃料噴霧がピストン上面に衝突し、液膜を形成する過程を詳述する。特に、超高速ビデオカメラによる液滴衝突・飛散現象の可視化、レーザ誘起蛍光法によるピストン上面の液膜面積・厚さ計測に関して、撮影動画などを用いて説明する。

     小橋 好充 准教授 (岡山大学学術研究院自然科学学域動力熱工学研究室)
     「オゾン添加による天然ガスデュアルフューエルエンジンの性能改善」

     【講演概要】
      本講演では、軽油のパイロット噴射を着火源とする天然ガスデュアルフューエルエンジンの吸気にオゾンを導入することで未燃メタンの排出抑制および熱効率向上が可能となるメカニズムを解説する。さらに、より少量のオゾンで効果的に燃焼を改善する方法およびオゾンによる燃焼改善が可能な範囲を説明する。

    ・申込先
     E-mail: rc-ene@mail.doshisha.ac.jp
     お名前、ご所属、連絡先電話番号、メールアドレスをご記入の上メールにて参加お申込み下さい。
     以下の「参加申込みフォーム」からもお申込みを受付けております。↓
     https://www.doshisha.ac.jp/event/form/4617

    ・開催日:2022年5月7日(土)14:30~16:30

    ・費用:無料

    ・お問い合わせ先:同志社大学 エネルギー変換研究センター
             Tel:0774-65-7756
             Mail:rc-ene@mail.doshisha.ac.jp
             URL:https://www1.doshisha.ac.jp/~ene-cent/
             「同志社 エネルギー変換」で検索

  • 開催日
    2022 / 5 / 7 / 土
  • イベントWebサイト
  • 会場
    同志社大学京田辺校地(京田辺キャンパス) 光喜館 3階 会議室
  • 参加対象
    どなたでもご参加いただけます
  • 主催
    同志社大学エネルギー変換研究センター
  • 添付資料
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