【立命館大学】土曜講座「外国語学習における高頻度フレーズの明示的学習の重要性」
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イベント概要
<6月のテーマ>
「コンピュータが暴く英語の実態:副詞と定型表現」
企画:国際言語文化研究所【第3361回】
「外国語学習における高頻度フレーズの明示的学習の重要性」
クルソン デビッド Coulson David 氏
(立命館大学言語教育情報研究科 教授)【概要】
英語学習者が知っている単語の数は、流暢なスピーキング能力とは部分的にしか関連しないことが研究で示されている。定型表現も重要になる。「コロケーション」とは、よく使われる2つ以上の単語(例:strong coffee)の組み合わせのことである。コロケーションは独立して処理されるため、より多く知っているほど、流暢に話すことができると想定される。つまり、コロケーションは、受容的言語活動や生産的言語活動において、新規の単語列よりも迅速かつ正確に処理することができるようになる。コーパスに基づく研究でも、言語使用における学習者の語彙の一部としてのコロケーション知識の重要性が認識されている。スピーキングのためには、英語学習者がしっかりとしたコロケーションスキルを身につける必要があることが理解されている。このレッスンでは、非ネイティブスピーカーとネイティブスピーカーが、高頻度のコロケーションを含む短文を繰り返す能力を比較した結果、この2つのグループの間にギャップがあることが判明した。また、参加者にもこの課題を体験してもらい、英語教育への示唆を述べる。【開催日】2022年6月25日(土)
【時 間】10:00~11:30(4月より講座時間が変更になりました。)
【会 場】ZOOMによるオンライン講義
【参加費】無料・事前申込制(定員400名)
【申込締切】6月23日(木) 17:00 -
開催日2022 / 6 / 25 / 土
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoomウェビナー)
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参加対象どなたでもお申込みいただけます。
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主催立命館大学衣笠総合研究機構