【大谷大学】真宗総合研究所東京分室 公開シンポジウム 「宗教と多文化共生—「在日コリアンの宗教」の現在—」
- 教育
- 社会貢献
- 研究
- その他
-
イベント概要
真宗総合研究所東京分室では、室長及びPD研究員による「宗教と社会」をテーマとした共同研究を行っています。
本研究は、多様な価値観を内包する現代社会にて、社会における宗教の役割を問い直すことを目的としており、当該研究の活動の一環として、この度公開シンポジウムを開催することといたしました。グローバル化の進展にともなう移民の急増により、「多文化共生」の必要性が一段と重要性を増す昨今、移民の宗教に注目する研究が蓄積されています。移民にとって宗教は単なる宗教的欲求の充足だけではなく、異郷の地での生活の質を向上させる様々な社会的機能を有しています。
朝鮮半島から来日した人々とその子孫で構成される在日コリアンは、儒教式の祖先祭祀(チェサ)や巫俗儀礼(クッ)、キリスト教などに関わってきました。もともとそれらは「在日コリアン(特に一世)のための宗教(儀礼)」でした。しかし、現在、在日コリアン一世のほとんどは姿を消し、二世や三世に移り変わっています。さらに韓国から新たに到来してきたニューカマーや日本人もそうした宗教(儀礼)に関わっているケースがみられます。本シンポジウムでは、多様な文化的背景をもつ人々の混在化によって、在日コリアンが中心となってきた宗教(儀礼)の社会的機能がいかに維持・変化してきたのかを報告する。それを通して、「宗教と多文化共生」の一端を明らかにします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
○発題1 「在日コリアンと宗教をめぐる研究動向の整理」
荻 翔一 氏(大谷大学真宗総合研究所東京分室PD研究員)
○発題2 「韓国系のプロテスタント教会における子ども食堂の活動」
中西 尋子 氏(大阪公立大学大学院文学研究科 都市文化研究センター研究員)
○発題3 「在日コリアン社会における仏教と巫俗のタイポロジー—多文化共生に向けて—」
宮下 良子 氏(東洋大学アジア文化研究所 客員研究員)
○発題4 「日本における韓国仏教と多文化共生」
吉田 全宏 氏(大阪公立大学大学院文学研究科 都市文化研究センター研究員)
○コメント
谷 富夫 氏(大阪市立大学名誉教授/前甲南大学文学部教授)◇開催日時
2022年11月26日(土)13:00-16:10
◇開催形態
対面・オンライン(zoom)によるハイブリッド開催
◇定員
会場参加定員 大谷大学教職員・学生50名 大谷大学教職員・学生以外18名
◇参加費
無料(要申込)
◇申込先
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdk2qRomSdPcHQaZe_PjFtaV8UIgQ0WYryVg8kSSqEZa9q4qg/viewform -
開催日2022 / 11 / 26 / 土
-
イベントWebサイト
-
会場大谷大学響流館3階メディアホールおよびオンライン(Zoom)
-
参加対象特になし
-
主催大谷大学真宗総合研究所東京分室
-
備考◇オンライン参加は会議アプリZOOMにてご参加いただきます。
※会議アプリZOOMは無料でご使用いただけますので、各自ダウンロードの上ご参加願います。
◇会場参加者へのご案内
感染拡大防止のため、以下の事項にご協力ください。
◎当日の朝からさかのぼって14日の間に、ご本人またはご家族が息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、発熱や咳、味覚・嗅覚の異常等の症状が1つ以上ある場合は参加をご遠慮ください。
◎身体的距離の確保、マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。
◎開催が縮小・中止となる場合がありますので、大谷大学ホームページでご確認をお願いいたします。
◎受付時に「健康チェックシート」の提出にご協力願います。
-
添付資料