【立命館大学】立命館土曜講座
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イベント概要
2023年4月8日(第3379回)
障害者権利委員会総括所見はなにを求めているか
静岡県立大学 名誉教授 石川 准氏2022年8月22日、23日に国連障害者権利委員会による日本の障害者権利条約の実施状況を審査するための「建設的対話」が国連欧州本部で実施されました。日本からは、各分野の障害者政策を所管する省庁から成る政府代表団が組織され、「建設的対話」に臨みました。障害者団体も「建設的対話」に当たって権利委員会へのプライベートブリーフィングで意見を述べるためにジュネーブに赴きました。私も、「独立した監視枠組み」の責任者の立場で同会議に出席しました。
本講義では、障害者権利委員会による「対日審査」と、「対日審査」によりまとめられた「総括所見」の内容を紹介するとともに、総括所見によって浮き彫りになった日本の障害者施策の主要課題について説明し、日本が人の多様性を包摂する社会となるために何が必要なのかを受講者のみなさまとともに考える機会としたいと思います。【時 間】10:00~11:30
【会 場】ZOOMによるオンライン講義
【参加費】無料・事前申込制(定員400名)
【お申込】立命館土曜講座ホームページから
【e-mail】doyo@st.ritsumei.ac.jp
【T E L】(075)465-8224
【主 催】立命館大学衣笠総合研究機構2023年4月15日(第3380回)
障害女性の課題をメインストリームに!
自立生活センター神戶・Beすけっと 事務局⻑ 藤原 久美子氏障害者権利条約には、障害のある女性(障害女性)と少女の権利やエンパワメントについて書かれた第6条があります。この「複合的・交差的」視点を条約に盛り込むために、世界中の障害女性たちの強い働きかけがありました。昨年日本に出された勧告にも、6条以外に複数書き込まれています。障害女性の複合差別とは、女性であり、障害者であることで、困難が幾重にも重なり、複雑に絡み合うことで、その解消が更に困難になることを言います。DPI女性障害者ネットワークが行った「生きづらさ」調査から見えてきた課題を、私自身の体験も交えながらお話しし、理解を深めていただければと思います。そして、性の多様性が認知されつつある中で、なぜことさら『女性』を取り上げるのか?ということについても、お話しできればと思います。
この複合的・交差的差別の課題をメインストリーム化することが、インクルーシブ社会を実現するために、欠かせないこととして捉えていただければと思います。【時 間】10:00~11:30
【会 場】ZOOMによるオンライン講義
【参加費】無料・事前申込制(定員400名)
【お申込】立命館土曜講座ホームページから
【e-mail】doyo@st.ritsumei.ac.jp
【T E L】(075)465-8224
【主 催】立命館大学衣笠総合研究機構 -
開催日2023 / 4 / 8 / 土 〜 2023 / 4 / 15 / 土
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoomウェビナー)
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参加対象どなたでもご参加いただけます
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主催立命館大学研究部 衣笠リサーチオフィス