【京都文教大学】公開トークセッション「朽ち果ててゆく美、巡りゆく生 ー九相図を描くこと・九相図を生きること ー」
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イベント概要
「九相図(くそうず)」とは仏教絵画において伝わるもので、屋外におかれた死体が時と共に朽ちていく様子を九段階にわけて描いたものです。修行僧が不浄な肉体への執着を捨てて煩悩を払い、この世の無常を学ぶためのものとして描かれたとされています。
その九相図を現代に蘇らせる表現者がいます。
このたびは、"カワイイ"かつ"恐ろしさ"溢れる異界を自由に闊歩する「クマ」を中心とした表現で国内外において活躍されているアーティストの江口綾音先生をお招きし、九相図を題材とした作品に取り組むことで「九相図を生きる」ともいえる創作のプロセスなどについてお話を伺います。
腐敗に存在する"美"、腐敗と分解のプロセスが生み出す"生"といった、死と生が混濁する中で生まれる美の在りよう、そして「クマ」と共に異界を行き来する江口綾音ワールドを堪能していただければと思います。 -
開催日2024 / 1 / 17 / 水
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イベントWebサイト
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会場京都文教大学 弘誓館G101教室
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参加対象一般、学生
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主催京都文教大学臨床物語学研究センター
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備考・実施時間は14:40~16:10
・入場無料・申し込み不要
・お車でのご来場はお断りしております。恐れ入りますが公共交通機関および近鉄向島駅より京都文教大学・京都文教短期大学スクールバスをご利用ください。