トップページ イベント情報 【京都大学】第141回 京都大学丸の内セミナー「巨大電波望遠鏡で見上げる星空 ~太陽系の昔の姿とは?~」

【京都大学】第141回 京都大学丸の内セミナー「巨大電波望遠鏡で見上げる星空 ~太陽系の昔の姿とは?~」

2024 / 8 / 2 / 金
オンライン
  • 教育
  • 社会貢献
  • 研究
  • イベント概要

    講演概要:
    私たちが住む地球は、太陽の周りを回っている惑星です。太陽系には、地球の他にも火星や木星などの惑星があります。近年、太陽以外の恒星にも、このような惑星系を持つものが見つかってきました。

    惑星系はどのようにして誕生したのでしょうか?これは、宇宙物理学・天文学が挑戦してきた長年の謎の一つです。太陽系は、今から約46億年も前に形作られたと考えられています。その誕生の瞬間を見るために、46億年前に遡ることは、残念ながら困難です。そこで研究者たちは考えましたーー「他所の星が生まれる様子を見れば、太陽が生まれた時のことを考えるヒントが掴めるのではないか?」。幸い、宇宙には星の数ほど星があるので、今まさに生まれたばかりの星 (原始星) も沢山あります。原始星はまだ光る力が弱く、人間が見ている可視光では見えませんが、代わりに「電波」と呼ばれる光の一種で光っています。電波にも「色」があり、原始星天体はそこにある物質 (水や酸素など) に応じた色で見えます。

    「生まれたての星はどのような姿をしているのか?」「宇宙空間から惑星へ、どのような物質がもたらされるのか?」「太陽系や地球の環境はどのようにして作られたのか?」ーーこの講演では、南米チリにある巨大な電波観測所ALMA (アルマ) などでの最新の観測成果を交えながら、これらの謎に挑みます。

    ◆⽇  時︓2024年8⽉2日(⾦)18:00〜19:30
    ◆開 催 地 ︓京都⼤学東京オフィス(新丸の内ビルディング10階)
          アクセスマップ https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/facilities/campus/tokyo-office/access
          オンライン配信(Zoomウェビナー)
    ◆講  師︓大屋 瑶子氏 (基礎物理学研究所・講師)
    ◆講演内容︓「巨大電波望遠鏡で見上げる星空 ~太陽系の昔の姿とは?~」
    ◆申込方法:以下のWebサイトよりお申込みください。
    第141回京都⼤学丸の内セミナー | 京都⼤学研究連携基盤HP
    https://www.kurca.kyoto-u.ac.jp/seminar/lectures139-144/141

  • 開催日
    2024 / 8 / 2 / 金
  • イベントWebサイト
  • 会場
    京都大学東京オフィス/オンラインハイブリッド開催
  • 参加対象
    どなたでも参加いただけます。
  • 主催
    京都大学研究連携基盤
  • 備考
    本学には現在18の附置研究所と研究センターがあります。
    「京都⼤学研究連携基盤」では、これらの相互連携の強化と、異分野融合による新学術分野の創成をめざしています。
    京都⼤学丸の内セミナーは、毎⽉1回開催し、各研究所・センターの先⽣が講師を務めています。
    各研究所・センターで⾏っている最新研究に関する成果の発信、時宜を得た話題を中⼼に、分かりやすく解説します。
    現地(京都⼤学東京オフィス)とZoomウェビナーでのオンライン視聴の申込を随時受付中です。

    京都⼤学丸の内セミナー | 京都⼤学研究連携基盤HP
    https://www.kurca.kyoto-u.ac.jp/seminar
  • 添付資料
pagetopTOP