【京都文教大学】「鏡リュウジが紹介する京都文教大学の魅力」 第5回 大橋良枝編
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イベント概要
臨床心理学部にはどんな先生がいるのか、第一線で活躍する本学教員がそれぞれの立場から一番ホットな話題を提供し、その先生の持ち味を鏡リュウジ氏との対話を通じて存分にご紹介するシリーズです。
テーマ
「東北の震災復興支援:孤立を作り出さないために」東日本大震災から13年、もう終わったことと思われるでしょうか。では、阪神淡路大震災からは30年、こちらも終わったことでしょうか。
震災後、そのコミュニティが復興したときに、そこには物語が、ナラティブが生まれます。コミュニティの物語、ナラティブを紡ぐためには、人々がその震災について語り合うことがかなわなければ達成しません。
同時に、トラウマは言葉を奪います。自分の語りを価値のないものと考えることも起こります。言葉が奪われると、人はコミュニティ、ひいては家族の中から孤立することがあります。そのような悪循環が残っているとすれば、復興が達成したとは言えないように思うのです。
そのようなことを考え続けている私の体験を皆さんと共有し、私の心の中で形のなっていないものを物語の一部に織り込んでいくような時間になるととてもうれしいなと思います。日時:2025年3月5日(水)13:00-14:30
★オンライン併用開催 https://meet.google.com/vtk-aedr-qdp -
開催日2025 / 3 / 5 / 水
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会場京都文教大学 弘誓館G102教室
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参加対象一般、学生、大学関係者
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主催京都文教大学臨床心理学部