【立命館孔子学院】中国理解講座 シリーズ諸子百家 其の二「『老子』・『荘子』と不老不死の仙人」
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イベント概要
老荘思想は哲学的思想とされ、不老不死を理想とする道教とは異なるとされている。しかし、『老子』や『荘子』の中には後世の仙人の話とつながるような話がいくつかみえる。
『老子』の作者、老子(老耼(ろうたん))は、のちに太上老君と呼ばれ、数多の仙人を従える道教の最高神となった。「天地に先立ちて生まれ(『魏書』釈老志)」と、天地創造の神のような存在となる。
『荘子』内篇には、神人・至人・眞人等の語がみえる。「藐姑射の山に神人がいる。肌は冰や雪のようで、五穀を食べず、風を吸って露を飲み、雲気に乗って、飛龍をあやつり、四海の外に遊ぶ」とあり、仙人の話とみてもよい。また外篇には、「千歲世を厭えば、去りて上僊し、彼の白雲に乗り,帝鄉に至らん」と「僊(仙)」の語がみえるのである。【テーマ】 『老子』・『荘子』と不老不死の仙人
【日 時】 2021年6月5日(土)10:00~11:30(9:30~受付開始)
【講 師】 大形徹氏(立命館大学衣笠総合研究機構 特別招聘研究教授)
【会 場】 立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム
【定 員】 40名(事前申込制)
【参加費】 無料
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開催日2021 / 6 / 5 / 土
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イベントWebサイト
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会場立命館大学衣笠キャンパス創思館カンファレンスルーム
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参加対象どなたでも
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主催立命館孔子学院
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添付資料