【立命館大学】オンラインセミナー「ブロックチェーンとIoTセキュリティ(全4回)」
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イベント概要
あらゆるものがインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)は、社会のデジタル化による課題解決にとって非常に重要な技術です。一方、IoTの普及はセキュリティの問題をより深刻にしかねないとも指摘されています。この問題を解決する手段として注目されているのが、「仮想通貨」の基幹技術として広く知られている「ブロックチェーン」です。この講義では、いま、あらゆる産業の変革にインパクトを与えるといわれている「ブロックチェーンとIoTセキュリティ」の仕組み、課題、さらに今後の可能性についてそれぞれの専門家がわかりやすく解説します。
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開講期間: 2021年8月25日(水)・9月1日(水)・15日(水)・29日(水)
講 師: 上原 哲太郎 氏・山本 寛 氏・野口 拓 氏
(いずれも立命館大学情報理工学部 教授)
回 数: 全4回
時 間: 各回19:30~21:00 ※Q&A(質疑応答)含む
受 講 料 : 受講料:1回 1,500円(初回無料)
-------------------------------------------------------------------------------------------------第1回 8月25日(水) IoTとセキュリティ
担当講師:上原 哲太郎 氏
次世代のデジタル社会にとってIoTが特に重要とされるようになった背景と、そのIoTの普及に伴って現在発生している社会的な課題の現状、特にセキュリティに関する問題について解説します。さらに、政府による政策や研究開発の現状についても述べます。第2回 9月1日(水) ブロックチェーン技術の本質
担当講師:上原 哲太郎 氏
BitCoinの登場と共に急に脚光を浴びることになったブロックチェーン技術は、セキュリティ的には非常に誤解の多い技術でもあります。この講義ではブロックチェーンとはどのような技術であり、どのような応用が可能であるか、何故IoTにとって重要なのかについて解説します。第3回 9月15日(水) IoTシステムの安心・安全とブロックチェーン
担当講師:山本 寛 氏
IoTシステムの主な役割に、モノ(IoTデバイス)が備えているセンシングの機能を通して現実世界を正しく観測することがあります。しかし、悪意ある攻撃者がIoTデバイスによるセンシング・データ送信の過程に介入することで、IoTシステムが現実世界の状態を誤解し、人々の活動を害する危険性が指摘されています。本講義では、ブロックチェーンの技術が、どのようにしてIoTデバイスにより収集される情報の信頼性(完全性)を保証しているのか、その仕組みについてお話しします。第4回 9月29日(水) 無線ネットワーク技術が支えるIoTセキュリティ
担当講師:野口 拓 氏
IoTシステムはネットワークにつながって初めてその真価を発揮します。ほとんどのIoTシステムでは、その利便性から有線ではなく無線ネットワークが使用されます。しかし、ありとあらゆるものがつながり、容易に通信傍受が可能な無線ネットワークにおいて、安心安全な通信を実現することはたやすいことではありません。本講義では、IoTシステムを支える無線ネットワークにおける代表的な脅威を紹介し、その検知・防御技術について説明します。 -
開催日2021 / 8 / 25 / 水 〜 2021 / 9 / 29 / 水
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoom)
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参加対象どなたでもお申込みいただけます。
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主催立命館大学アカデミックセンター