【立命館大学】オンラインセミナー「伝教大師最澄1200年大遠忌 平安仏教の源流(全4回)」
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イベント概要
聖徳太子が信仰を勧めた仏教は、次第に社会に浸透し、律令政府は、国家・王権に資する手段として、仏教の利用を図ります。8世紀になり、天平年間に多くの社会異変が生じると、仏教への依存度がさらに強まり、大仏造立などの大規模な事業が展開します。この時、改めて聖徳太子の事績を顕彰し、仏教の興隆に尽力したのが、光明皇后でした。やがて平安京に都が遷り、最澄が史上に登場することになりますが、本講座では、聖徳太子から最澄へとつながる仏教の軌跡を辿りなおしていきます。
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開講期間: 2021年9月4日(土)~9月25日(土) 毎週土曜日
講 師: 本郷 真紹 氏(立命館大学文学部 教授)
回 数: 全4回
時 間: 各回10:00~11:45 ※Q&A(質疑応答)含む
定 員: 各回200名(初回のみ1,000名)※先着順
申込締切: 各講義の2日前の23:59
受 講 料 : 受講料:1回 1,500円(※第1回無料)
-------------------------------------------------------------------------------------------------第1回 9月4日(土) 律令国家と仏教
7世紀後半に成立した律令国家は、仏教思想に依存し、その利用を図るとともに、僧尼の身分を管理し、行動の統制を試みます。その内容と意義を確認し、律令国家のめざした仏教との関係ついて検討します。第2回 9月11日(土) 光明皇后の意図
聖徳太子の斑鳩宮跡に夢殿などの伽藍を建立し、その事績を顕彰しようとしたのは、聖武天皇の皇后・藤原光明子と思われます。国分寺の設置や大仏造立も、彼女が天皇に勧めて推進した事業でした。この光明皇后の意図に迫ってみたいと思います。第3回 9月18日(土) 尼天皇称徳から桓武天皇へ
古代最後の女帝となった尼である称徳天皇は、その師・道鏡とともに仏教興隆を主導します。過剰な仏教と朝廷の関係に修正を試みたのが桓武天皇で、平安遷都の目的の一つと言われます。本当でしょうか。桓武天皇の仏教観、それが変更を余儀なくされた経緯を考えます。第4回 9月25日(土) 最澄と平安仏教の成立
<比叡山延暦寺からライブ配信>
桓武天皇により比叡山から召し出された最澄、その寵遇を得て才能を発揮し、天台宗の基礎を築きます。やがて最澄は、新たな仏教を構築しようとして南都の仏教と対立しますが、最澄の生涯を追い、彼の目指した仏教の方向性に迫ります。 -
開催日2021 / 9 / 4 / 土 〜 2021 / 9 / 25 / 土
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イベントWebサイト
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会場オンライン(Zoom)
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参加対象どなたでもお申込みいただけます。
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主催立命館大学アカデミックセンター