第2分科会
「大学のDX──AI時代の組織・システム・教学」
教育力・研究力の向上、経営の効率化や基盤の強化などにおいて大学のコミュニティに関わる多岐の情報の集約・共有・連携が肝要であり、これらを実現するデータプラットフォームの構築と蓄積されたデータの利活用は、大学のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を促進する上で不可欠である。また、2022 年度末より話題となった生成AI などを含む有益なデジタル技術の出現と急速な進展とともに「こうしたデジタル技術をどのように組織に取り入れ、活用し、大学のDX を促進していくのか」は、多くの大学で共通した課題となっている。本分科会では先駆的なDX の取り組みを紹介してもらいながら、参加者を含む各大学間でのDX に対する現状や課題を共有したい。
- コーディネーター
- 横田 明紀 氏 (立命館大学 経営学部 教授)
- 川上 浩司 氏 (京都先端科学大学 工学部 教授)
- 報告者
- 松木平 淳太 氏(龍谷大学 副学長 総合情報化機構 機構長、龍谷大学 先端理工学部 教授)
- 鎗水 徹 氏 (大阪大学 OUDX推進室 副室長・教授、大阪大学 D3センター DX研究部門長)
- 浅田 智史 氏 (学校法人立命館 総合企画部 総合企画課 課長)
- 沼田 耕並 氏(滋賀大学 教育学部教務係 主任)
当日の構成
- 10:00趣旨説明
横田 明紀 氏 - 10:05講演 1. 「龍谷大学におけるDX の現状と課題 - 生成AI 時代を見据えて」
松木平 淳太 氏 - 10:35講演 2. 「阪大流DX の進め方 - ないないづくしからの挑戦」
鎗水 徹 氏 - 11:05講演 3. 「学校法人立命館のDX 推進戦略の実践と課題について」
浅田 智史 氏 - 11:35講演 4. 「DX 実現を目指す組織風土醸成と大学職員の意識変革」
沼田 耕並 氏 - 12:05休憩
- 12:10全体討論・質疑応答
- 12:30終了