国際アニメーション・デー2014 in京都×京都造形芸術大学
■10月28日はアニメーションの日
こんにちは。教まちや事務局です。
10月31日、事務局スタッフは「国際アニメーション・デー2014 in京都」が開催される京都造形芸術大学瓜生山キャンパスへ取材に行ってまいりました。
「国際アニメーション・デー」とは
1892年10月28日は世界で初めてアニメーションが一般公開された日とされています。そこで2002年から、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA、本部:フランス・アヌシー市)は10月28日を“国際アニメーション・デー”と定めその前後に世界中でアニメーション関連のイベントを開催しています。
日本では2005年からASIFA日本支部が主体となって国際アニメーション・デーに参加して世界中のアニメーション作品を上映しています。
今年2014年は京都・広島・大阪の3都市でイベントが開催され、京都造形芸術大学が京都会場となっています。
なお、これまでの京都での開催は全て京都造形芸術大学が共催し会場となっています。
今回のプログラムは2部構成になっていて、PROGRAM-1としてブルガリアの学生アニメーション17作品、PROGRAM-2として2年に一度広島で開催されている広島国際アニメーションフェスティバルでこれまでに受賞した7作品が上映されました。
■上映開始
会場となる、望天館1階B11教室は趣のあるレンガ造りの内装です。
開始時刻となり、PROGRAM-1ブルガリアの学生さんたちの作品の上映が始まりました。
学生作品とは思えないようなスタイリッシュな作品や、深いテーマに基づいていて見終わった後に「・・・」と考え込んでしまうような作品、ストーリー性が重視された意外な結末が用意されている作品等々。
短い作品で1分35秒、長い作品で5分34秒の17作品が上映され、約1時間ほどでPRPGRAM-1は終了しました。
その後休憩をはさみ、PROGRAM-2が始まります。
こちらは、広島国際アニメーションフェスティバルの過去の受賞作品です。
さすがプロの作品といった感じで、構成や音楽など惹きつけられる部分がたくさんありました。
また、それぞれの作品の前後でASIFA副会長/ASIFA-JAPAN会長である木下小夜子氏が、解説や作品にまつわるエピソードをはさみ、作品に花を添えていました。
事務局スタッフの個人的なイメージですが、今までアニメーションというと“萌え”的なイメージが強かったのですが、今回このようなアニメーションに触れたことで、“アート”としてのアニメーションの世界に目から鱗でした。
今から、来年の国際アニメーション・デーが楽しみです。
■10月31日はハロウィン
国際アニメーション・デーの会場を後にした事務局スタッフ。
実は、偶然もう一つのイベントに遭遇しました。
大根?
大根だけじゃありません。キリストや、血だらけのゾンビ、巫女さんや、メイドまで。
こちらは、準備中のオオカミ女さん。
その周りにもたくさんいらっしゃいました。
取材日は10月31日。日本でもだいぶ浸透してきたハロウィンの日でした。
「ハロウィン」とは
古代ケルト人が起源と考えられている祭り。
ケルト人の一年の終わりである10月31日の夜は死者の霊のほかに、有害な精霊、魔女が出てくるといわれ、これらから身を守るために仮面をかぶり火を焚いていたことにちなんでいるそうです。
ハロウィンの語源はカトリック教会で11月1日に行われる“諸聖人の日(All Hallows)の前夜(eve)”がなまって“Halloween”となったといわれています。
日本でもだいぶ浸透してきたハロウィンですが、ここ京都造形芸術大学でもハロウィンのコスプレパーティが開催されていました。
さすが芸術大学。気合の入り方が違います。
コスプレをしている学生、していない学生入り混じり、楽しそうに写真撮影をしていました。
以上、京都造形芸術大学からアートな情報をお送りした教まちやNewsでした。