教まちや News

「スタッフレポート」13:龍谷大学 ラーニングコモンズ

■3キャンパスで展開されている学修支援

こんにちは。教まちや事務局です。

大学コンソーシアム京都加盟校の職員の方にリレー形式でレポートをしていただく「スタッフレポート」龍谷大学編です。


今回は龍谷大学のラーニングコモンズについて、レポートしていただきます。

龍谷大学では、2015年に深草キャンパス及び瀬田キャンパスのそれぞれに、ラーニングコモンズ(スチューデントコモンズ、グローバルコモンズ、ナレッジコモンズ)、2018年には大宮キャンパスに大宮コモンズ(スチューデントコモンズ、ナレッジコモンズ)を開設し、それぞれの特性・機能に応じた学修支援を展開されています。


 それでは玉川さん、よろしくお願いします!

 

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龍谷大学情報メディアセンター事務部の玉川です。

今回は、本学の「ラーニングコモンズ」についてご紹介します。


■ラーニングコモンズとは

龍谷大学ラーニングコモンズは、「スチューデントコモンズ」、「グローバルコモンズ」、「ナレッジコモンズ」の3つの機能別コモンズから構成されます。

学生の「多様な学びの空間」を全体のコンセプトとして、それぞれの特徴を活かした学修支援を展開しています。



スチューデントコモンズでは主に情報メディアセンターがメディア機器貸出や無線LAN・各種Webサービスのサポートなどを、グローバルコモンズではグローバル教育推進センターが語学学習支援や留学サポートを、ナレッジコモンズでは図書館が豊富な学術情報を活用した学習支援を行っています。

3つの異なる機能が重なり合って1つの学生支援体制を作っているところが特徴的なところです。

日々の運営はそれぞれの機能別コモンズで行っていますが、定期的な全体ミーティングによって情報共有し、協力しながら認知度・利用率UPに取り組んでいます。

■スチューデントコモンズ

学生の主体的な知的活動を可視化することによって、周辺にいる学生の参加度も増していくことを目的とした学修空間です。個人学習やグループ学習ができる「コラボレーションエリア」、プロジェクター・スクリーン・音響設備を備え、ワークショップや成果発表等の会場として使用できる「アクティビティホール」、コモンズチューターによるライティングやプレゼンテーションの支援、メディア機器の貸出・技術サポートを受けることができる「クリエイティブエリア」、高速モノクロプリンタや大判プリンタが使用できる「プリントスポット」等の施設を備えています。 

カウンターには、情報メディアセンターの学生スタッフがおり、学生・教職員に対するメディア機器貸出サービスを行っています。情報メディアセンターは常時100名以上の学生スタッフを抱えており、学生スタッフがシフト制で情報実習室の教室整備、情報系授業のPC操作補助、メディア機器貸出対応、利用者の各種問い合わせ対応等の業務を行っています。

単なるアルバイトとしてではなく、利用者対応を通じてスキルアップしたいという意欲的な学生が多く働いています。















■グローバルコモンズ

マルチカルチャー、マルチリンガルな活気に満ちた学びの空間です。

ネイティブスピーカーとの会話練習をしたり留学サポートを受けたりすることができる「グローバルラウンジ」&「マルチリンガルスタジオ」、語学学習のための個人学習スペース「ランゲージスタディエリア」、スピーキングのトレーニングができる「スピーキングブース」、ディスカッションやグループ学習に活用できる「グループスタディルーム」等の施設を備えています。

留学経験者で構成する学生スタッフ(SABSStudy Abroad Supporters)から留学アドバイスを受けることもできます。

■ナレッジコモンズ

図書館の豊富な学術情報を活用しながら自由かつアクティブに学び合える、“知の交流”空間、“学びのリエゾン”空間です。

深草・大宮・瀬田各キャンパス図書館の中心には、オープンスペースとして「ナレッジスクエア」を備え、机やホワイトボードを自由に配置して、図書館の学術情報を活用した学習ができるようになっています。

また、視聴覚資料やデータベース、PC利用ができる「AV & PCコーナー」や、ホワイトボード・プロジェクターを利用したグループ学習等に活用できる「グループワークルーム」も備えています。

■ラーニングコモンズ利用状況

20192月、ラーニングコモンズの利用状況に関するアンケート調査を行いました。

結果、主な利用目的としては、「個人学習」及び「正課授業のグループ学習」の割合が高く、ラーニングコモンズを利用するようになって、授業外での学習時間が増えたとの回答がありました。また、ラーニングコモンズの良い点として、主に次のような意見がありました。 


・いつでも利用できる開かれた空間であること

・オープンスペースが夜遅くまで利用可能であること

・飲食しながらのグループワークができること

・ライティングサポートが受けられること    など


よく利用する学生は、授業合間の空き時間などをうまく活用しているなという印象です。

ただし、ラーニングコモンズを利用したことがないと回答した学生も多く、利用しない理由のうち、「ラーニングコモンズを知らない」が36.4%、「利用の仕方がわからない」が33%であったことから、まだまだこれらの施設・サービスについての利用促進・広報が必要であると認識しました。



■おわりに(情報メディアセンターの担当者目線で)

龍谷大学では、2015年度よりLMSとして「manaba course」を導入しており、その利活用方法は教員に委ねているものの、Web出席提出、レポート提出や授業内でのリアルタイムアンケート等の利用が年々増えてきています(※manaba course:株式会社朝日ネット提供クラウド型教育支援サービス)。そのことが一つのきっかけとなっているのか、学生はPC・タブレット・スマートフォン等個人デバイスを日常的に学修に活用しています。また、インターネットを通じて、情報を見つけ・共有し・発信する力は、私が学生だったころとは比べ物にならないほど“あたりまえに”身に付けています。

方で、今の大学生は中高生の頃からスマートフォンが普及していた影響か、中・高の情報の授業以外でPCに触れた経験がないなど、基本的なPCスキルを身に付けていない学生も増えていると感じます。

学生の多様な学びの支援を行うには、そのような変化も踏まえながら、大学がどのような環境を用意するべきなのか、常に新しい視点で考えていかなければならないなと思っています。

 

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