大学コンソーシアム京都 インターンシップ・プログラム
■ご覧になりましたか?
こんにちは。教まちや事務局です。
9月にお伝えした「大学コンソーシアム京都主催:新任教員FD合同研修≪プログラムA≫」はご覧になりましたか?
レポート執筆者は大学コンソーシアム京都のインターンシップ実習生だったのですが、今回はそのインターンシップ実習を終えられた学生さんへ行ったインタビューの様子をお伝えしながら、大学コンソーシアム京都のインターンシップ・プログラムについても少しご紹介をしようと思います。
このプログラムには、3つの特徴があります。
その1:京都地域にある大学・短期大学から学生が参加
同じ目的を持つ他大学の学生との交流から、多様な価値観に触れることで成長できます。
その2:大学教員によるコーディネート
業種別クラスまたはプロジェクトに一人の教員を配置し、受入れ先企業・団体と連携して、学生の成長をトータルに支援します。
その3:15年を超える豊富な実績
これまでに7,700名を超える学生と、延べ4,400を超える企業・団体が、本財団のインターンシップ・プログラムに参加しています。
■インターンシップ生へのインタビュー
それでは、ここからは今回の主役。2014年8月29日~9月11日の2週間、大学コンソーシアム京都の総務部と教育開発事業部(FD・SD事業)でのインターンシップ実習を終えられた、京都女子大学の3年生柴田祐実さんへインタビューを行いたいと思います。
事務局(以下、事): 実習お疲れさまでした。まず初めに、このインターンシップ・プログラムに応募をした理由を教えてください。
柴田さん(以下、柴):きっかけは友人がインターンシップに応募するというのを聞いたことです。
事:大学コンソーシアム京都のインターンシップ・プログラムを知ったのはお友達経由ですか?
柴:はい。大学が斡旋しているインターンシップと自由公募のものの他に、コンソーシアム京都もインターンシップ事業を行っていることは知りませんでした。またこれまで、コンソーシアム京都があるキャンパスプラザも利用したことがなく、今回のインターンシップで初めて訪れました。
事:そのような状況で、応募した理由は?
柴:もともと、漠然とですが就職活動に不安があって、学校の授業とは別にMOS検定の取得などもしていました。そこで、今の自分のスキルがどれほど仕事の中で役立つのか、また今の自分に何が足りないのかということを認識するためにインターンシップに応募しました。
事:実習ではどのような業務を担当したのですか?
柴:初めの2日間は総務部で、9月に開催された全国大学コンソーシアム研究交流フォーラムの準備に係る事務作業に携わりました。その後、教育開発事業部ではSD・FDの研修の準備に始まり、当日の研修の対応、研修実施レポートの作成を担当しました。
担当させていただいた業務では、概要や、どういう仕事かということなど説明していただいたので、一連の流れとして個々の業務を捉えることができました。また、仕事というものが社会の中の大きな流れにあるということが実感できました。
事:2週間という実習期間は長かったですか?
柴:この夏(コンソーシアム京都以外の)インターンシップに参加した友人には、3日間や1週間という実習期間の人もいたので、初めは長いなぁ、と思っていたのですが、実際に実習を終えてみると、あっという間だったなという感じです。
2週間で一般事務からイベント対応までと、多くの業務に携わることができ、とてもよい経験になったのですが、一方で業務が多岐にわたったため、自主的に動けるまでになれず、指示待ち状態になってしまいがちになったことが自分の中では残念な部分です。また、業務に携わっての改善点などあれば意見を言ってほしいと言われたのですが、今回の実習期間ではそこまで深めることができなかったのも残念でした。
事:では、逆に良かったと思う点を教えてください。
柴:様々な業務を一連の流れで体験させていただいたことで、多くの気づきを得ることができました。また、新任教員FD合同研修では大学の授業についての話を聞く機会もあり、学生の立場としてこれからの授業の受け方についても考えることができました。
事:今回の実習、自己採点をするなら100点満点中何点をつけますか?
柴:80点ですね。もう少し自主的に動けたら、と思いました。
事:事務局は100点満点を差し上げたいです!!
前半は業務に慣れるのに精いっぱいな感じが見受けられましたが、後半の研修対応の部分では積極的に取材活動もしていただいて、レポートを完成することができました。
また、実習の最終日、柴田さんがコンソーシアム京都職員の前で行った実習成果報告も素晴らしかったです。パワーポイントの資料も上手にまとめられていて、職員の質問にも対応できていました。
■来年度へ向けて
事:では最後に、今後インターンシップ・プログラムへ参加しようと考えている学生さんたちへ向けてメッセージをお願いします。
柴: 社会で働くということは、普通に大学に通っているだけでは経験することのできないことなので、今回インターンシップで社会人の方の生活に触れることができたのはとてもいい経験になりました。インターンシップに興味がある学生さんは一度インターンシップを受けてみるといい刺激になると思います。また、大学コンソーシアム京都のインターンシップ・プログラムは実習だけではなく、事前学習と事後学習がしっかりしていて、他のインターンシップ実習生との出会いや、学びが沢山あるのでオススメです!
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柴田さんありがとうございました。
2014年度の募集は終了しましたが、大学コンソーシアム京都では2015年度もインターンシップ・プログラムを提供予定です。
応募などのプログラムの詳細については、大学コンソーシアム京都のホームページをご覧ください。