■「和と美」
こんにちは。教まちや事務局です。
今回は、加盟校レポート第４弾。
ご担当いただくのは、池坊短期大学　文化芸術学科の中西智江先生です。
池坊短期大学が実施している高大連携プログラム“高校生のための授業提供プログラム”についてのレポートです。

それでは、さっそく中西先生お願いいたします。

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池坊短期大学は、550年におよぶ歴史と伝統をもつ池坊華道の根本理念たる「和と美」を建学の精神として1952年4月に創設されました。「和と美」は、池坊華道発祥の地、六角堂の開祖である小野妹子が仕えた聖徳太子の十七条憲法の本旨です。
本学は、日本が世界に誇る古都・京都の中心にキャンパスがあり、“おもてなし”の分野で活躍するプロフェッショナルを育成しています。また、大学で唯一、日本の伝統文化「いけばな」を基礎におき、社会人としての素養と実践につながる専門的なスキルを身につけることを目的としています。
プロフェッショナルを育成する本学の学びを高校生のみなさんにも体験してもらいたいという思いから、今年度（2014年度）より“高校生のための授業提供プログラム”として教養関連科目をはじめ、専門教育関連の科目まで幅広く、大学の学びについて一足先に体験できるプログラムを用意しています。現在までに多くの高校生のみなさんにさまざまな科目を体験していただいています。
そこで、第4回目の「加盟校レポート」では9月12日（金）に本学内にある、文化芸術学科ブライダルプランナーコースの実習室「アッセンブリホール」を使用して行われました“高校生のための授業提供プログラム”「テーマに沿ったテーブルコーディネートを体験しよう！」についてご紹介したいと思います。
このプログラムを体験したのは、京都府立朱雀高等学校の3年生で選択科目の「フードデザイン」を勉強している12名の生徒さんです。

まずは、資料を使用してテーブルコーディネートの効果について理解をしたのち、一人ずつワイングラスを片手に乾杯の仕方、椅子の座り方、ナフキンの使い方など実践的に学びました。

■初めての体験、新しい発見
続いては、ワイングラスなどのグラス類やナイフやフォークといったカトラリーを講義で学んだ通りにセッティングしたり、テーマに合ったテーブルクロスやナフキン選びや卓上装花の装飾など、仲間同士でいろいろとアイデアを出しながら、結婚式などで使用する円卓を使用してテーブルコーディネートに挑戦しました。

初めての体験で戸惑った場面も見受けられましたが、時間が経つにつれ、みなさん笑顔でテーブルのコーディネートを楽しんでいました。
完成後は、各テーブルで仲間たちとコーディネートを囲んでの記念撮影となりました。
参加していただいたみなさんからは、「初めて学んでみて新しい発見もでき、いろいろな知識や増えてとても貴重な体験になった」「知らないことを知れて楽しかった」「将来のためになった」などの感想が聞かれました。

池坊短期大学では、幅広い提供プログラムを用意し、高校ごとにみなさんの参加をお待ちしております。

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中西先生、ありがとうございました。

池坊短期大学は “高校生のための授業提供プログラム”として、いけばな・花デザインコース関連 に7講座、ブライダルプランナーコース関連に3講座、医療クラークコース関連に3講座、ファッションコーディネートコース関連に2講座、製菓クリ エイトコース関連に2講座、トータルビューティーコース関連に4講座、エステティシャンコース関連に2講座、教養科目関連に9講座、とバリエーション豊富に多数の講座を高等学校に対して提供しているそうです。

高校生のときにこのような授業を体験することで、早い段階で就職に対しての意識を持ち、将来に対しての目標を定めることができるんですね。
高校生よ大志をいだけ！

以上、加盟校レポート第４弾、池坊短期大学編をお送りしました。