トップページ ニュース 明​治​国​際​医​療​大​学​「​学​院​創​立​9​0​周​年​ ​ス​ポ​ー​ツ​と​医​療​2​つ​の​未​来​図​を​目​指​し​て​」​(​前​編​)

明​治​国​際​医​療​大​学​「​学​院​創​立​9​0​周​年​ ​ス​ポ​ー​ツ​と​医​療​2​つ​の​未​来​図​を​目​指​し​て​」​(​前​編​)

2015 / 7 / 25 / 土
明​治​国​際​医​療​大​学

■京都の車窓から
こんにちは。教まちや事務局です。
今回の教まちやNews、取材スタッフは京都市の北西に位置する南丹市へ足を運びました。
京都駅から電車へ乗ること約50分。
自然豊かな車窓のおかげで、やや遠足気分。
そんな頃に到着しました。

乗ってきた電車を見送って・・・
やってきたのは“鍼灸大学前”駅。
日本初の鍼灸の高等教育機関として誕生し、駅名は旧大学名“明治鍼灸大学”の名残を残していますが、2008年に大学名が変更された明治国際医療大学の最寄駅です。

今回は、明治国際医療大学の学院創立90周年記念事業「スポーツ振興プロジェクト」についてご紹介をいたします。
事務局スタッフを迎えてくださったのは、広報推進室の安田室長と水谷さんです。

宜しくお願いいたします。

■キャンパスが「活きた医療」の実践の場
事務局(以下、事):今回初めて明治国際医療大学さんを訪問させていただいたのですが、緑が豊かな広大な敷地という第一印象でした。学生さんも集中して学習に取り組めるのではないでしょうか。
明治国際医療大学(以下、明)周辺環境もそうですが、18万㎡のキャンパス内には16の診療科を有する附属病院をはじめとする附属施設も充実しています。医療の最前線、活きた医療現場に触れて成長することで、学生たちは学びをより確かなものにしていきます。
事:附属施設だけでなく、スポーツ施設もとても充実している印象を受けました。サッカー場と陸上競技場はこの5月にリニューアルしたばかりですね。
明:はい。体育館、柔道場も完備していますし、4面のテニスコートもあり、テニスのプロトーナメントを本学で開催できるよう準備も行っています。また、合宿施設も整えたので、学外貸出しとして高校等にも広報しています。大阪から1時間程度で来ることができますし、地理的に夏でも朝晩涼しいですし、練習環境面でも評価してもらえると思います。利用した高校生が本学を知るきっかけになれば嬉しいですね。

■スポーツ医療人を、京都から世界へ
事:スポーツ施設のリニューアルは記念事業の一環だそうですが、詳しく教 えていただけますか?
明:本学は2015年に学院創立90周年を迎えました。そこで、90周年記念事業の一つとして「スポーツ振興プロジェクト」がスタートしました。本学が長年培ってきたスポーツ医療の知識・技術の教授に加え、もともと充実していたスポーツ施設のリニューアル、さらに指導者の招聘を通じて、アスリートとしても医療人としても第一線で活躍できる人材を育成しようというものです。
「スポーツ」と「医療」の融合プロジェクトです。
アスリートの育成として、陸上競技、女子サッカー、女子剣道、男女バレーボールの4クラブを強化指定クラブに認定、育成・強化を進めていきます。そのため、スポーツの指導スタッフが付きますし、ケアの面ではプロチームのトレーナー、医療スタッフがサポートします。今年度募集活動をして、来年度から本格始動いたします。
事:スポーツ推薦で入学する学生はどのくらいになるのでしょうか。
明:強化指定クラブ(陸上競技、女子サッカー部、バレーボール部、女子剣道)で40人ほどですが、全員がトップアスリートばかりではありません。純粋に競技を続けたい選手や一般入試で入学する学生にも本学のプロジェクトを経て成長してもらいたいと考えています。
事:ワンストップでまかなえるという大学はなかなか珍しいですね。
明:選手は怪我との戦いでもあります。怪我をしては病院に通うということを繰り返す選手も多いです。その苦労を知る経験者からすると、この設備は珍しいし理想形でもあるのです。
事:陸上競技部の総監督で多くの全国レベルの選手を育成されている安田室長と、女子剣道部の監督で剣道四段である水谷さんという、現場を知るお二人ですから説得力がありますね。
実際、スポーツと正課はどのように連動しているのでしょうか。
明:自分の経験から、ケアできるトレーナーとして活躍したい、フォローする側の立場になりたいという学生も入学してきています。スポーツを本格的に長く続ける学生はごくわずかですが、だからこそ選手を引退してからのセカンドキャリアが大事になってきます。例えば、高校を卒業して実業団に入り引退すれば、その後のキャリア形成については厳しい現実があります。そこで鍼灸など国家資格を取得することで展望を開くこともできます。そういった可能性をスポーツ選手に持たせたい。女子学生だとスポーツを続けながら看護師の資格を取得する流れが多いですね。34年生になると実習が多くなるので学生にとっては大変だと思いますが、われわれ教職員がしっかりサポートしていきます。

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といったところで、前編はここまで。

次回の後編は、学院創立90周年記念事業「スポーツ振興プロジェクト」インタビューから垣間見た明治国際医療大学についてご紹介をしたいと思います。
どうぞお楽しみに。

 

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